家づくりの豆知識

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構造躯体編

構造躯体には大きく分けてRC造(鉄筋コンクリート造)、鉄骨造、木造があります。

さらに細かく分けられますが、木造についてさらに分類しますと、木造軸組み工法、2X4(ツーバイフォー)工法、プレハブ工法(鉄骨系、木質系、コンクリート系、ユニット系)があります。

木造軸組み工法

私どもが得意としている木造軸組み工法とは日本古来の伝統工法で、布基礎やベタ基礎の上に土台をのせ柱を立て、梁や桁等の水平材をわたし、筋交いというななめ材で補強するという工法です。木材同士を継ぎ手や仕口やほぞで接合します。かつては大工の手加工で造っていましたが、最近は工場でプレカット加工をされ、現場ではそれを組むだけになっています。

しかし、私どもは技術の継承という意味で、数年に一度はお施主様の許可をいただき、手加工を使った建て方をさせていただいています。そこでまた喜んでいただいています。

構造材の材質

同じ木造でも、材質が違うと強度も変わってきます。
柱は杉やヒノキ、梁や帯木、桁は米松等強度のあるものにします。
県産杉の奨励や補助金制度がありますが、家一軒のほとんどの部位に杉を使うのは、私は推奨しません。強度不足で材料の大きさが思った以上に大きくしないといけないことがあります。

無垢(ムク)か集成材か?

自然素材の家といわれる住宅は無垢の構造材を使っていますが、当たり前のようですが大きな材料は大きな木を使っています。「人間の体に優しい」といいますが地球には優しくありません。

集成材は材質、強度を均一にした含水率15%以下の木材を接着剤で張り合わせた、非常に優れた構造材です。含水率が低く、材料の変形や変質がほとんどなく、金具工法を使う場合は集成材しかありません。

技術は常に進歩しています。
接着剤にホルムアルデヒドが含まれていると言われた時代もありましたが、現在は全く問題はありません。

今までの工法と新しい工法の良いところを取り入れ、地震に強い,体に優しい家づくりができます。

2009-06-24 省エネ編 基礎編
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